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 久しぶりのフィギュアスケーター衣装コレクション。第5弾になります。今回は2013年に現役を引退された安藤美姫さんの衣装を見ていきたいと思います。

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by hitsujigusa | 2014-05-30 15:02 | フィギュアスケート(衣装関連) | Trackback | Comments(0)

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 ベストコスチューム13/14シリーズもいよいよ最後の記事となりました。アイスダンスのフリーダンス部門です。衣装を選ぶ際のルールに関しては、こちらの記事の冒頭に書いてありますので、そちらをご参考下さい。
 では、さっそくベスト10の発表です!

*****

 第1位はロシアのエレーナ・イリニフ、ニキータ・カツァラポフ組の「白鳥の湖」です。

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 フィギュアスケート界の大定番「白鳥の湖」。その母国ロシアのカップルとあって、プログラム自体もバレエをそのまま氷上に持ってきたような芸術性高い作品でしたが、衣装もまさにバレエらしい衣装ですね。
 女性のイリニフ選手はバレリーナが使用するようなクラシカルチュチュを着用。身体にピタッとフィットした上半身部分とそこからふわっと大きく広がるスカートが優雅。本物のバレエ衣装と見まごうほどの本格ぶりです。色は“黒鳥”をイメージした漆黒。その中に銀色で流れるような模様がつけられアクセントになっています。頭のティアラは白鳥の翼のデザインでこちらも素敵ですね。男性のカツァラポフ選手も同じく黒で統一。写真では分かりにくいですが、肩のあたりが鎧風になっていて騎士=王子っぽくなっています。また、胸から肩にかけて翼のようなデザインもなされていて、これも「白鳥の湖」らしさですね。
 バレエ作品のイメージをそのまま再現した、本格的かつ気品あるコスチュームだと思います。


 第2位はアメリカのメリル・デイビス、チャーリー・ホワイト組の「シェヘラザード」です。

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 こちらもフィギュア界の大定番「シェヘラザード」。アラビアンナイトの世界が舞台ということで、衣装も異国情緒漂うエキゾチックなものとなっています。シーズンを通して女性のデイビス選手の衣装は2種類使用され、シーズン前半は写真の衣装、シーズン後半はピンクと紫の中間のような色の衣装でした。デザインはほぼ同じだったのですが、深みのある色合いの方が「シェヘラザード」の世界観に合っているかなと思い、ブルー系の方を選びました。
 女性のデイビス選手のコスチュームは深いグリーンとブルーの間のような独特の色。首から胸を覆う部分と腰から下のスカート部分がセパレートになっていて、アラブっぽいです。また、腹部のアラベスク風の装飾や前部が短くて後ろが垂れるように長くなっているスカートの作りなど、細かいところまでエキゾチックな工夫が見られます。男性のホワイト選手もトップスの前面にイスラムらしい模様・装飾が施されています。コスチュームは紫色の長袖の上に袖なしの上着を重ねたようなデザインでおもしろいです。
 男女ともに、まさに「シェヘラザード」らしさ溢れる考えられた衣装ですね。


 第3位はドイツのネッリ・ジガンシナ、アレクサンダー・ガジー組の「Carrigan&Dibs/Mr.ES Dancecard/I'm Happy」。

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 コミカルさを前面に押し出した楽しいプログラム。シーズン前半は女性のジガンシナ選手が濃いグリーンのドレスを着ていましたが、シーズン後半からは写真のものに変更。よりコミカルさ、セクシーさが増しましたね。もうひとつ、この衣装の特徴と言えるのはショートダンスでもこれを着用しているということです。使用している音楽は違うのですが、同じコスチュームにすることでショートとフリー合わせて1つの作品のような、そんな工夫がなされていました。なのでショートダンス部門に入れても良かったのですが、今回はフリーダンス部門の第3位とさせていただきました。
 女性のジガンシナ選手の衣装は、レオタードに超ミニのスカートが重ねられたようなデザイン。胸元も深い襟ぐりでセクシーさを強調しています。女性のコスチュームはスカートか脚を覆う長いパンツであることが多いですが、ここまで脚を露出した衣装というのは珍しいので強烈に印象に残りましたね。
 一方、男性のガジー選手は少しダサめな男の人をイメージした衣装。ピンクっぽい長袖シャツにフォークロア風のニットベスト、赤いチェックの蝶ネクタイという可愛らしいコーディネートです。昔っぽい丸眼鏡も相まって、おしゃれでも紳士的でもない男性の風情がよく出ていておもしろいですね。
 どちらも着こなすのが難しいコスチュームだと思うのですが、見事に2人とも違和感なく着こなしていますし、作品の世界観にも合った素晴らしい衣装だと思います。


 第4位はドイツのターニャ・コルベ、ステファノ・カルーゾ組の「映画『魔法にかけられて』より」。

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 ディズニー映画『魔法にかけられて』のサントラを使用したプログラム。ということでコスチュームにも作品の世界観が存分に反映されていますね。
 女性のコルベ選手の衣装は映画のヒロイン、ジゼルのようなお姫様らしいもの。淡いピンクの(写真では見切れてますが)丈の長いドレスが女性らしくて優雅です。首元に立った襟のような飾りがついているのが個性的ですね。また、真珠風のピアス、ドレスと同色のグローブ、リボン付きのヘアバンドなど、小物でもお姫さまの雰囲気を醸し出していて素敵です。
 男性のカルーゾ選手は王子さま風。シルバーの刺繍が施されたネイビーの袖なしジャケットの下から同色のシャツをのぞかせ、女性の衣装と同じピンクのウェストコート、白のアスコットタイといういでたち。シックな中にも白やピンクでアクセントを加えていて、男性的なだけではない可愛らしさもありますね。
 プリンセス映画のキラキラした感じ、エレガントさを見事に表現したコスチュームだと思います。


 第5位はイギリスのペニー・クームズ、ニコラス・バックランド組の「『マイケル・ジャクソン:ザ・イモータル・ワールド・ツアー』より」。

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 マイケル・ジャクソンをテーマにしたプログラムらしく、衣装も“マイケルっぽさ”が満載ですね。女性のクームズ選手は身体にフィットしたタイトなワンピース。中心部分がメタリックなシルバーになっていたり、サイド部分にもシルバーのラインがあしらわれていたりと、色づかいがクールでカッコいいですね。男性のバックランド選手も黒を基調としたジャケット、下にはキラキラとした装飾の施されたシャツを着ています。ジャケットのフロントは左側がボタン、右側がトグルという個性的な作り。トグルの形が独特のデザインでおもしろいアクセントになっています。また、右手にはマイケル・ジャクソンのトレードマークともいえる白い手袋。シーズン前半は無かったのですが、これがあることによって更にマイケルらしさが出ているように感じます。
 黒とシルバーのコントラストがカッコいい、スタイリッシュなコスチュームですね。


 第6位はカナダのテッサ・ヴァーチュー、スコット・モイヤー組の「プチ・アダージョ/コンサート・ワルツ第2番/アレグロ・モデラート」です。

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 グラズノフやスクリャービンといったロシアの作曲家の名曲を組み合わせたプログラムですが、衣装はなんと女性は6種類、男性は5種類使用されました。ヴァーチュー&モイヤー組が出場した試合は7試合(ソチ五輪の団体戦と個人戦を分けると)だったので、ほぼ毎試合で衣装を変えていたことになります。その中でも私が今回ベストとして選んだのは、GPシリーズのエリック・ボンパール杯で着用された衣装です。
 女性のヴァーチュー選手は深いグリーンのドレス。グリーンというのは着こなすのがなかなか難しい色だと思うのですが、落ち着きのあるグリーンでヴァーチュー選手の大人っぽさによく合っていますね。グリーン一色でシンプルですが、上半身は細かな装飾が施されていて華もあります。一方、男性のモイヤー選手はシンプルな白シャツ+黒パンツ。女性を引き立てていて、良いバランスだと思います。
 正統派なクラシック音楽にふさわしい、音楽の美しさを邪魔しない素敵な衣装ですね。


 第7位はアメリカのマディソン・チョック、エヴァン・ベイツ組の「ミュージカル『レ・ミゼラブル』より」。

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 ミュージカルの名作『レ・ミゼラブル』の音楽を使用したプログラム。男性、女性ともに2種類の衣装をシーズン中は使用しましたが、今回はソチ五輪、世界選手権で着用された衣装を選びました。
 女性のチョック選手は淡いピンクのドレス。胸元はフリルが付いていて女性らしいデザイン。胸からお腹にかけての刺繍も細かいです。エレガントなコスチュームではありますが、『レ・ミゼラブル』のヒロインはお姫さまではなく庶民の娘なので、それを意識した比較的素朴なデザインになっているんですね。男性のベイツ選手はヒロインの相手役といったところでしょうか。シックなネイビーのベストですが、襟や背中は鮮やかな臙脂色になっているのが特徴的です。ベストより明るめのアスコットタイも良いですね。ヒロインの相手役も決してお金持ちの青年ではないので、華美ではないシンプルな衣装になっています。
 作品の世界観をよく表現した、考えられた衣装だと思います。


 第8位はイタリアのアンナ・カッペリーニ、ルカ・ラノッテ組の「序曲 歌劇『セビリアの理髪師』より」。

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 自国の名曲を使用したカッペリーニ&ラノッテ組。男性の衣装はシーズン通して1着のみでしたが、女性の衣装は2種類あり、今回はシーズン前半に使用された赤の衣装を選びました。『セビリアの理髪師』は伯爵を中心としたお話ですが、衣装もそうした高貴さを思わせるデザインとなっています。
 女性のカッペリーニ選手は光沢のある真っ赤なドレス。上半身にはシャーリングが施されていて、そこからスカートがふわっと広がっているのが優雅できれいですね。スカートも細かなフリルやレースが使われていてドレッシーな雰囲気を作り出しています。また、首のジュエリーも付けている時と付けていない時があったのですが、これがある方が全体として見た時にアクセントになりますし、ゴージャスさもプラスされて良いと思います。男性のラノッテ選手は女性と同色系のパンツとアスコットタイで統一させています。シックなグレーのベストで引き締め、シャツは袖が広がったタイプにすることで柔らかさとエレガントさを感じさせます。正装風ではあるのですが、カチッとし過ぎておらずイタリアらしいゆるさもあるのが素敵ですね。


 第9位は中国の張伊伊(ジャン・イーイー)、呉楠(ウー・ナン)組の「モダン・タンゴ・コレクション」です。

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 プログラム名は「モダン・タンゴ・コレクション」ということで具体的な曲名は分からないのですが、モダンなタンゴのメドレーということで、衣装からものその風情が感じられます。
 女性の張選手は黒を基調としたワンピース。上半身は細かな装飾があしらわれ、シックな中にもきらびやかさがあります。スカートは黒の下に紫が重ねられていて、大人っぽい色づかいがタンゴらしくてきれいですね。男性の呉選手も同じく黒と紫のコーディネート。紫の五分袖シャツに黒いベストというクールな感じではありますが、カジュアルなデザインなので軽快さもあります。
 大人びたタンゴのムーディーな感じもありつつ、大人過ぎない軽やかさもある衣装ですね。


 第10位はロシアのエカテリーナ・リャザーノワ、イリヤ・トカチェンコ組の「オペラ座の怪人」です。

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 フィギュア界の王道「オペラ座の怪人」。女性のリャザーノワ選手は切り替えが特徴的なストラップレスドレス。胸の部分は白い花がいくつも重なったようなデザインになっていて、胴部分は深い紫色。スカートは鮮やかな赤紫です。胸部が白、胸から下は色とりどりというデザインはどことなく民族衣装のディアンドルっぽいですね。また、白はヒロインの清廉さ、そのほかの色は女性の色気を想起させます。男性のトカチェンコ選手はファントムのようなスーツ姿。その下にはブラウンのウェストコートを着ていて、“正装感”がありますね。一方で首に女性の衣装と同色系のストールを巻いていて、女性との統一感を出すとともに、首に直接巻くことでカジュアルな抜け感も感じさせます。
 「オペラ座の怪人」という明確なストーリーがある作品ではありますが、キャラクターのイメージを忠実に反映した衣装というよりは、音楽の世界観を表現したようなコスチュームかなと思います。



 アイスダンスフリーダンス部門は以上です。
 これでベストコスチューム13/14は終わりですが、また1年後、ベストコスチューム14/15をできたらなと今から考えております。フィギュアスケートの衣装好きの方々にとって、少しでもこのシリーズが参考になれば幸いです。また、ほかの衣装関連記事もアップしていこうと思いますので、そちらもぜひご覧ください。では。


:記事冒頭のアイスリンクの写真は、国際スケート連盟フィギュアスケート部門の公式フェイスブックページから、イリニフ&カツァラポフ組の写真、デイビス&ホワイト組の写真、コルベ&カルーゾ組の写真、チョック&ベイツ組の写真はエンターテインメント情報ウェブサイト「Zimbio」から、ジガンシナ&ガジー組の写真は、ジガンシナ&ガジー組の公式フェイスブックページから、クームズ&バックランド組の写真は、アメリカの新聞「USAトゥデイ」の公式ウェブサイトが2014年2月17日に配信した記事「Tessa Virtue and Scott Moir silver, with Elena Ilinykh and Nikita Katsalapov taking bronze」から、ヴァーチュー&モイヤー組の写真は、AFPBB Newsが2013年11月17日の12:28に配信した記事「ヴァーチュー/モイア組がアイスダンス優勝、エリック・ボンパール杯」から、カッペリーニ&ラノッテ組の写真、張&呉組の写真、リャザーノワ&トカチェンコ組の写真は、アイスダンス情報ウェブサイト「Ice-dance.com」から引用させていただきました。


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by hitsujigusa | 2014-05-21 16:37 | フィギュアスケート(衣装関連) | Trackback | Comments(0)

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 ベストコスチューム13/14・アイスダンスショートダンス部門です。ベスト10の衣装を選ぶ際のルールについてはこちらの記事の冒頭をご覧ください。
 では、さっそく第1位からです。

*****

 第1位はイギリスのペニー・クームズ、ニコラス・バックランド組の「I Won't Dance/Swing Set」。

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 13/14シーズンのショートダンスの課題は“フィンステップ”ということで、このカップルに限らずテンポの良い、軽快なリズムが特徴的なプログラムがほとんどとなっています。クームズ&バックランド組はフレッド・アステアの「I Won't Dance」とヒップホップグループ、ジュラシック5の「Swing Set」を組み合わせた、おしゃれでモダンな前半部と現代的でかっこいい後半部のボーカル入りプログラムです。
 そのおしゃれ感が2人の衣装にも反映されています。女性のクームズ選手はシルバーのワンピースで、上半身はレースを重ねたようなデザイン。スカートは裾が半透明のシースルー生地で、ワンピース生地とのギャップがおもしろいですね。シルバーというとメタリックでクールな印象を与えますが、そこにシースルー生地をプラスすることで柔らかさや優雅さを感じさせます。男性的なイメージのシルバーに女性的なシースルーでバランスを取っていますね。男性のバックランド選手は定番の白シャツに蝶ネクタイ、黒いズボン、サスペンダーというコーディネートですが、白シャツのサイド部分に黒く太いラインを入れていて、そこに白いサスペンダーを加えることで特徴的なコントラストを生み出しています。黒いボタンや袖口の黒いラインなど、細かいところにもモノトーンを効果的に使っていますね。また、蝶ネクタイは黒がベースですがシルバー部分もあって、女性と統一しています。
 男女それぞれ、そして男女カップルとしてもバランスの取れた、工夫の凝らされた素敵な衣装です。


 第2位はアメリカのマディソン・チョック、エヴァン・ベイツ組の「ハリウッド/ショウほど素敵な商売はない」です。

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 ボーカルグループ、プッピーニ・シスターズの「ハリウッド」、ミュージカル曲「ショウほど素敵な商売はない」という選曲でも分かるとおり、アメリカらしいショーっぽさを前面に押し出したプログラムということで、衣装もそれに相応しい華やかなものとなっています。
 女性のチョック選手はゴールドのストラップレスドレスで、スカートはフリンジ。腕には白いロンググローブをはめ、気品を醸し出しています。男性のベイツ選手は格式高い燕尾服。白いシャツに白い蝶ネクタイで本格的です。シーズン前半は腰のサッシュとポケットチーフがありませんでしたが、後半からは女性の衣装と同じゴールドのサッシュとポケットチーフをプラスして統一感を持たせていますね。
 ゴールドは派手派手しい色なので、ともすればキッチュな印象を与えかねないですが、ゴールド一色のドレスではなく、白地に金糸で刺繍を施したようなデザインにすることで上品なものにしていますし、男性のきちんとした燕尾服も女性との良いバランスを生み出しているなと思います。


 第3位はロシアのエレーナ・イリニフ、ニキータ・カツァラポフ組の「素敵なあなた/Sixteen Tons/シング・シング・シング」。

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 ジャズ曲を中心とした、イリニフ&カツァラポフ組のプログラム。女性のイリニフ選手の衣装は全身ピンクのドレス。色づかいは可愛らしくジャズの軽やかさを感じさせる雰囲気ですが、薄いレースを重ねたようなスカートや腰部分の大きなバラ、豪華なティアラなど、大人の女性らしいエレガントさもあって素敵です。男性のカツァラポフ選手は黒一色のシックなスーツでぐっと引き締めていますが、襟に控えめながらキラキラとした装飾を施していて、ちょっとしたアクセントになっていますね。
 ノリの良いジャズの軽快なイメージによく合った、若々しさ溢れるコスチュームだと思います。


 第4位はカナダのテッサ・ヴァーチュー、スコット・モイヤー組の「わたしを夢見て/マスクラット・ランブル/頬よせて」です。

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 エラ・フィッツジェラルドやルイ・アームストロングといったジャズシンガーのボーカル入りプログラムですが、コスチュームはフィンランディアトロフィーでのもの、グランプリシリーズでのもの、カナダ選手権でのもの、ソチ五輪での団体戦でのもの、ソチ五輪個人戦でのものと複数の種類がありました。今回取り上げたのはソチ五輪個人戦で着用された衣装です。
 色は2人ともシックな黒をベースとしていて、ジャズの大人っぽい雰囲気を表現しています。女性のヴァーチュー選手は胸部分に幾何学的な模様が入ったモダンなデザインで、腰からお尻にかけてスカートがタイトになっており、裾がふわっと広がるようになっているのが優雅です。黒の中にもシルバーの装飾で華を加えているのが良いですね。男性のモイヤー選手はシンプルな白シャツ+蝶ネクタイ+サスペンダー+黒ズボン。スーツではなくシャツにサスペンダーという着こなしが、ジャズ特有の気取らなさみたいなものを表していて、ピッタリだと思います。


 第5位はカナダのパイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組の「Just One Dance/You Don't Leave Me」。

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 プログラムはオランダのジャズシンガー、カロ・エメラルドさんの楽曲を組み合わせたもの。ムーディーな雰囲気もありますが、女性のキュートなボーカルと軽快なリズムでポップな色の強いプログラムとなっています。そのため2人のコスチュームも華やかでポップなデザインですね。
 女性のギレス選手は鮮やかな水色のドレス。胸の部分はゴールド(シルバー?)で装飾がなされていてゴージャス。スカートは裾がふさふさしていて、これもまたゴージャスな印象を与えるとともに可愛らしさも感じさせます。男性のポワリエ選手はスタンダードなシャツにベストという衣装ですが、ネクタイをブルー系のチェックにすることでこちらもキュートさを印象付けていますし、女性とのコンビネーションという点でも良いですね。
 プログラムの雰囲気にとても合った両コスチュームだと思います。


 第6位はドイツのターニャ・コルベ、ステファノ・カルーゾ組の「ニューヨーク・ニューヨーク/映画『ボルサリーノ』より」。

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 名曲「ニューヨーク・ニューヨーク」やフランスのギャング映画『ボルサリーノ』のサントラを使用したプログラム。クールな大人の魅力あふれる作品ですが、衣装も大人びた雰囲気が特徴的です。
 女性のコルベ選手はベスト風のトップスで、男性的な黒い襟のデザインがおもしろいですね。スカートは長め、光沢のある素材で深くスリットが入っています。身体にフィットした衣装は色気も感じさせて、マニッシュでありながらセクシーという考えられたコスチュームですね。男性のカルーゾ選手はノーブルな燕尾服ですが、襟やテール(燕の尾部分)の裏側が白くなっているのが少し変わっています。黒一色としないことで軽やかさを演出しているのと、女性の衣装との統一の意味もあると思います。モノトーンのシックさが音楽の世界観にピッタリですね。


 第7位はフランスのナタリー・ペシャラ、ファビアン・ブルザ組の「ロキシー 映画『シカゴ』より/シング・シング・シング/Mein Herr」。

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 プログラムのテーマは“ボブ・フォッシー”。ボブ・フォッシーといえばダンサー兼振付師出身の映画監督で、大人の洒落たイメージがあります。このプログラムではフォッシー作のミュージカル『シカゴ』の映画版からの楽曲「ロキシー」やフォッシーが監督した映画『キャバレー』の一曲「Mein Herr」を組み合わせて、フォッシーらしい風情を作り出しています。
 衣装はシーズンで4種類使用され、女性はセクシー、男性はダンディなコスチュームを共通して着用。今回はソチ五輪、世界選手権で使われた衣装を選びました。
 女性のペシャラ選手は胸部が黒、胸から下が光沢のある赤というワンピース。首からタッセル風の大ぶりなペンダントを提げていてアクセントにしています。スリップドレスっぽいデザインなので、ドキッとするような色気を感じます。男性のブルザ選手はストライプのグレースーツに、真っ赤なネクタイというクールないでたち。良い意味で抜け感のある、きちんとしすぎていない着こなしがオシャレですね。ペシャラ選手、ブルザ選手ともに、まさに大人のコスチュームです。


 第8位はアメリカのメリル・デイビス、チャーリー・ホワイト組の「映画『マイ・フェア・レディ』より」。

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 ミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』の楽曲を全体に使用したプログラム。男性のホワイト選手の衣装は変わりませんでしたが、女性のデイビス選手は2タイプの衣装を使用。今回はシーズン前半で使用したものをピックアップしました。
 女性のデイビス選手は淡いピンクのドレス。胸元と腰部分にジュエリー風の装飾がなされ、エレガントです。ドレスの素材は光沢のある生地ですが、ピカピカ光りすぎる感じではなく控えめな光沢感なので、上品さがありますね。男性のホワイト選手は前を開けたモーニングコートの下に白いウェストコートをのぞかせ、グレーのネクタイをしっかり締めています。『マイ・フェア・レディ』はイギリスの階級社会をテーマにした作品ですから、こういった正装風コスチュームにすることで映画の世界観をよく表わしていて良いですね。一方のデイビス選手は高貴というよりはシンプルなデザインのドレスで、オードリー・ヘプバーン演じる下町の花売り娘イライザっぽさを感じます。


 第9位はアメリカのリン・クリーンクライルート、ローガン・ジュリエッティ=シュミット組の「That Man/Jolie Coquine」。

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 全体的にアップテンポでノリの良いプログラムということで、コスチュームも華やかでポップなものとなっていますね。女性のクリーンクライルート選手はまばゆいシルバーの光沢ある素材に装飾が多く施されています。特にお腹の中心から背中側にかけてあしらわれた真珠風の装飾はエレガンスできれいです。スカートの裾は細かいフリンジでボリュームを出し、ゴージャス。シルバーという色づかいや色とりどりの装飾によってポップな雰囲気を作り出していますが、ティアラや真珠を使うことで気品も醸し出していて素敵な衣装です。一方、男性のジュリエッティ=シュミット選手は実にシンプルな白シャツ+黒ベスト。ネクタイもしていません。女性が華美な分、男性を地味にすることでうまくバランスを取っていますし、女性を引き立てているなと思いますね。


 第10位はカナダのニコル・オーフォード、トーマス・ウィリアムズ組の「頬よせながら/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」です。

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 前半はアップテンポ、後半は前半より少しスローになるプログラムで、ジャジーなリズムがオシャレな作品です。女性のオーフォード選手は全身紫のドレスで、ストラップ部分はシルバー。背中でクロスするデザインになっています。上半身は紫や青のキラキラした装飾が施され華やか、スカートはシンプルです。2013年の9月に行われたUSシニアインターナショナルという大会に出場した時は、上半身が花柄っぽいデザインのドレスを着ていてこちらも素敵だったのですが、今回選んだ衣装の方が深く濃い色合いで、ジャズの雰囲気により合っているなと思います。
 男性のウィリアムズ選手はモーニングコートに白い蝶ネクタイという格式高いコスチューム。ジャズなのでもっとカジュアルな衣装でも合うとは思いますが、正装にすることでジャズの端正さ、大人の風情を前面に押し出していますね。



 ベストコスチューム13/14・アイスダンスショートダンス部門は以上です。やはりアイスダンスの衣装は他の3種目と比べてもよりエレガント、よりノーブルなものが多いですね。ジャンプの制約がない分、女性の衣装はスカートを長くすることができるので、女子シングルやペアの女性のコスチュームよりも“ドレス感”があって素敵です。男性も本格的なスーツやモーニングを着ることができるので、紳士的で重厚さがありますしね。さすが、氷上の社交ダンスです。
 ベストコスチューム13/14シリーズもいよいよラスト。アイスダンスフリーダンス部門に続きます。


:記事冒頭のアイスリンクの写真は国際スケート連盟フィギュアスケート部門の公式フェイスブックページから、クームズ&バックランド組の写真、チョック&ベイツ組の写真、イリニフ&カツァラポフ組の写真、ヴァーチュー&モイヤー組の写真、ペシャラ&ブルザ組の写真、デイビス&ホワイト組の写真、クリーンクライルート&ジュリエッティ=シュミット組の写真は、エンターテインメント情報ウェブサイト「Zimbio」から、ギレス&ポワリエ組の写真は、カナダのスポーツ情報ウェブサイト「Sportsnet」が2014年1月23日の13:06に配信した記事「Gillies, Poirier win silver at Four Continents」から、コルベ&カルーゾ組の写真は、コルベ&カルーゾ組の公式フェイスブックファンページ「Tanja Kolbe & Stefano Caruso Fan Club」から、オーフォード&ウィリアムズ組の写真は、国際スケート連盟の四大陸選手権2014の公式フェイスブックページから引用させていただきました。


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by hitsujigusa | 2014-05-12 17:05 | フィギュアスケート(衣装関連) | Trackback | Comments(0)

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 ベストコスチューム13/14・女子フリー部門。女子ショートプログラム部門に引き続き、フリーにおける衣装の個人的趣味によるベスト10を発表していきたいと思います。ベストコスチュームシリーズの基本的なルールに関しては、こちらの記事の冒頭をご覧ください。
 では、さっそく1位から。

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 第1位は中国の李子君(リ・ジジュン)選手の「コッペリア」です。

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 バレエ「コッペリア」はその名も“コッペリア”というからくり人形を題材にした作品ですが、李選手のこのプログラムもそういったところをモチーフにしていて、人形っぽい動きがあったりする可愛らしい作品です。衣装もそれに合わせてフェミニンなものになっています。
 ストラップレスのピンクのワンピースに、お腹の部分は編み上げ風でクラシカルな雰囲気を作り出しています。スカートはスリットの入ったものを数枚重ねていて甘くガーリーですね。素材自体はピンクですが、その中にもシルバーで細かい刺繍がなされていて、また、同じようにシルバーで首元に装飾を施してアクセントを付けるなど、細部まで工夫が凝らされています。衣装の形自体も独創的で素敵ですが、色づかいもピンクと装飾のシルバーをうまく組み合わせていて、ロリータっぽい少女らしさと、エレガントな大人の女性らしさが融合したコスチュームだなと思います。


 第2位は日本の浅田真央選手の「ピアノ協奏曲第2番」です。

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 重厚かつ華麗な旋律が印象深いラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。衣装は2タイプ使用され、1つは写真のもの、もう1つはバンクーバー五輪シーズンのフリーで1度だけ使用したのを再利用したもの。以前試合で着用されたものは対象から除外するというルールに基づきまして、写真ものを第2位として選びました。
 色は音楽の荘重さにふさわしい深みのあるブルーを基調とし、その中に赤や黒など様々な色が溶け合っています。重々しさもあれば柔らかさもあり、ダイナミックさもあれば繊細さもある音楽の世界観を、異なる色を組み合わせることによって表現しています。また、コスチュームの形もお腹の真ん中のラインストーンから放射線状に色が広がるようなデザインになっていて、エネルギーの解放といった力強さを感じさせます。翼が羽ばたくようなイメージもありますね。
 個性的なデザイン、色づかいを見事に融合させた素晴らしい衣装だと思います。


 第3位は日本の鈴木明子選手の「オペラ座の怪人」です。

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 衣装は3種類あり、グランプリシリーズでは白とネイビーの衣装、全日本選手権とソチ五輪では白地に花の衣装、そして世界選手権では今回取り上げた真っ白な衣装を着用しました。どれを選ぶべきかとても迷ったのですが、私がより「オペラ座の怪人」らしいなと思った衣装を選びました。
 たしか鈴木選手もおっしゃっていたと思うのですが、作品のヒロインとなるクリスティーヌのイメージは白。暗闇に潜むファントムとは対照的な純白というのが素敵です。衣装の中心部分はレース仕立てになっていてエレガンス、首元の装飾も大ぶりなネックレス風で華やかですね。また、耳元の真珠のピアスも優雅な雰囲気を醸し出しています。全身で“クリスティーヌ”を演出した、見事なコスチュームだと思います。


 第4位はグルジアのエレーネ・ゲデヴァニシヴィリ選手の「ドン・キホーテ」。

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 シーズン前半はバレエ「ジゼル」をフリーで演じていたゲデヴァニシヴィリ選手ですが、後半からはこちらもバレエの定番「ドン・キホーテ」に変更しました。スペインが舞台の作品ということで、コスチュームにもスペインの情緒が多分に盛り込まれています。色は王道の黒と赤、また、縁取りに金色を用いるというのもスパニッシュな雰囲気を作り出す効果的な方法ですね。胸元は色とりどりの装飾でゴージャスさをプラスしていてきれいです。衣装の形自体はシンプルなストラップレスドレス風ですが、赤いスカートの上に透け感のある黒の布が重ねられているのが印象的です。シースルーの生地の下に赤がうっすら透けて見えるのが素敵ですね。まさに、「ドン・キホーテ」らしさ溢れる素晴らしい衣装だと思います。


 第5位は日本の今井遥選手の「ピアノ・コンチェルト」。

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 「ピアノ・コンチェルト」はフランスの作曲家サン・プルーの楽曲。しっとりとしながらも軽快さもあるピアノ曲です。衣装は上半身全体と手首に花の刺繍が施されていて、蔓草が絡み合うようなデザインがガーリーでどことなく乙女ちっくな音楽の雰囲気に合っていますね。幾重にも重ねられたスカートは風になびくと独特の表情を作って氷に映えますし、丈が長めなので優雅です。
 色づかいはグリーンとブルーのあいだのような色合いで、グリーン単独だと女子スケーターが着こなすのはなかなか難しいと思うのですが、ブルー系と組み合わせることによって絶妙な可愛らしさを醸し出していて、今井選手の柔らかなイメージにピッタリのコスチュームに仕上げていますね。


 第6位はフランスのマエ=ベレニス・メイテ選手の「Europa/We Will Rock You/La Grange」。

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 複数のロック音楽をメドレーにしたノリノリのプログラムということで、衣装も女性らしさというよりは男性的なカッコよさを前面に押し出しています。胴部分を包むビスチェのようなトップスに、太めのストラップ?が組み合わされています。全体にキラキラと輝く装飾があしらわれていて、黒一色のパンツとバランスが取れています。下半身の黒と上半身のまばゆいブルーのコントラストも美しいですね。
 コスチュームの形自体は個性的ですが、色づかいが派手過ぎずシックですし、デザインが左右対称でもあるので、きちんとした印象も受けます。プログラムのロックなイメージを見事に表現した衣装だと思います。


 第7位は日本の村上佳菜子選手の「パパ、見守ってください 映画『愛のイエントル』より」。

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 「パパ、見守ってください」は映画『愛のイエントル』の中の一曲。主人公の女性“イエントル”が亡き父を想うという曲で、村上選手のプログラムも全体的に穏やかで厳かな空気が漂う作品となっています。シーズン中衣装は3つ使用され、1つはグレー地に青の模様が入ったもの、1つはブルーのもの、もう1つは黒や紫を組み合わせたものでした。その中で最も私が気に入ったのが今回取り上げたブルーの衣装です。
 哀愁を感じさせる音楽にふさわしいシックな色づかいで、自然なグラデーションになっています。その中に装飾が散りばめられているのですが、流れるようなデザインで施されているので天の川のようにも見えますし、青地という色づかいも相まって星が瞬くようできれいですね。
 スカートは前が短く、後ろが長くなっているのが優雅さを醸し出していますし、また、左手首に飾りの布が付いていて、これも風にひらひらとはためいてアクセントになっています。シンプルではありますが、細かな装飾づかいと繊細なデザインが素晴らしいコスチュームだと思います。


 第8位はカナダのケイトリン・オズモンド選手の「映画『ミッション・クレオパトラ』より/Cleopatra and Caesar」。

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 映画『ミッション・クレオパトラ』などの楽曲を組み合わせ、クレオパトラをイメージしたプログラム。ということで衣装もクレオパトラらしさを意識したデザインになっています。特徴的なのはワンピース自体は無地で実にシンプルだということ。以前、安藤美姫選手がクレオパトラをテーマにしたプログラムを演じた時の華やかな衣装と比べると、色もシックな紫ですし、装飾らしい装飾も使われていません。ですが、その分ゴテゴテとしたネックレス風の装飾をあしらったりブレスレットをいくつも重ねたりと、アクセサリーを派手にすることでうまくバランスを取っています。服を簡素にし、装身具で華をプラスするというオリジナリティー溢れるコスチュームですね。


 第9位はアメリカのアグネス・ザワツキー選手の「ラ・クンパルシータ/タンゴ・ジェラシー」です。

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 タンゴの名曲を組み合わせたプログラムですが、衣装もタンゴらしい大人びた雰囲気漂うものとなっています。胸元以外は黒の生地で覆われていますが、肩から腕にかけてはレース素材で絶妙な透け感が色気を醸し出しています。ボディーの部分はレースではありませんが、細かな刺繍がなされていて凝っています。黒一色なので華美なコスチュームではないですが、タンゴ特有の哀愁や大人の魅力を感じさせる素敵な衣装だと思います。


 第10位はイタリアのヴァレンティーナ・マルケイ選手の「Nyah 映画『ミッション:インポッシブル2』より」。

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 「Nyah」はラテンの情緒が魅力的なムーディーな音楽。上述したザワツキー選手同様、黒一色のコスチュームで大人っぽさを感じさせます。上半身はタートルネック風になっていて、生地がゆるめなのが独創的ですね。その中にさまざまな色のスパンコールがあしらわれていて、服が揺れると輝きを放ちます。腰はスパンコールでベルト風のデザインがなされ、スカートは薄い生地が重ねられています。スカートには深いスリットが入っているのですが、プログラム冒頭にスカートをたくし上げてスリットから太腿をのぞかせるという印象的な振り付けがあり、衣装の特徴をうまく利用しています。パッと見は地味ですが、絶妙な色っぽさを匂わせる考えられたコスチュームですね。



 ベストコスチューム13/14・女子フリー部門は以上です。さて、このシリーズもいよいよ大詰め。最後はアイスダンス部門です。


:記事冒頭のアイスリンクの写真は国際スケート連盟フィギュアスケート部門の公式フェイスブックページから、李選手の写真、鈴木選手の写真、ゲデヴァニシヴィリ選手の写真、オズモンド選手の写真、マルケイ選手の写真は、エンターテインメント情報ウェブサイト「Zimbio」から、浅田選手の写真は世界選手権2014の公式ウェブサイトから、今井選手の写真はスポーツ情報ウェブサイト「スポーツナビ」のフィギュアスケートページから、メイテ選手の写真は、アメリカのオンラインマガジン「Slate」が2014年2月23日の18:49に配信した記事「Nude Mesh vs. Nude Lycra: Figure Skating’s Faux-Nudity Secrets Revealed」から、村上選手の写真は、毎日新聞のニュースサイト内の写真特集「フィギュア全日本選手権」から、ザワツキー選手の写真は、アイスダンス情報ウェブサイト「Ice-dance.com」から引用させていただきました。


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by hitsujigusa | 2014-05-02 17:06 | フィギュアスケート(衣装関連) | Trackback(1) | Comments(0)