平昌五輪・団体戦(男子SP&ペアSP)―宇野昌磨選手、パーソナルベストに迫る高得点で1位

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 2018年2月9日、平昌オリンピックが開幕しました(正式には8日から一部競技の予選が始まっていますが)。そしてフィギュアスケートはその開会式当日の9日の午前から競技が開始。まずは国別で争われる団体戦からです。その団体戦は初日の9日に男子ショートプログラムとペアショートプログラムが行われました。日本チームは好スタートを切りましたが、その模様をお伝えする前に団体戦の試合の流れとルール、システムについてざっくりとおさらいしたいと思います。

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◆出場国とチーム構成


カナダ、OAR(オリンピック・アスリート・フロム・ロシア)、アメリカ、日本、中国、イタリア、フランス、ドイツ、イスラエル、韓国


 各国の選手が対象となる国際試合において獲得したポイントの合計によって国別のポイントが累積され、そのランキング上位10か国が団体戦に出場できることとなっています。なお、開催国枠での出場も可能ですが、開催国の韓国は国別のランキングで10位に入っているため、今回は開催国枠は使用されません。また、団体戦に国としてエントリーするためには、男子、女子、ペア、アイスダンスの4種目のうち、最低3種目で個人戦での出場枠を獲得していることが必須で、国別ランキングではスペインがイスラエル、韓国の上に位置していますが、スペインは男子とアイスダンスのみでしか出場枠を持っていないため、団体戦の出場要件を満たしておらず、国別ランキングでは実際は11位の韓国が繰り上がるということとなりました。
 各チームの選手構成は主に個人戦に出場する選手で構成されますが、個人戦での出場枠がなく団体戦のみに出場する選手の参加も可能です。そして、4種目のうち最大2種目でショートとフリーで滑走する選手を入れ替えることができます。言い換えれば、最低2種目は同じ選手がショートもフリーも滑らなければいけません。


◆試合の流れと順位決定方法

 試合は各種目のショート、フリーごとに各国1名(組)が出場し、まず個人戦同様にショートから行われ、順位によって1位は10ポイント、2位は9ポイント、3位は8ポイントというように順位が一つ下がることにポイントも1つ減っていきます。4種目のショート全てが終わった段階で、獲得した国別ポイントの上位5か国のみがフリーに進出できます。フリーにもショートで獲得したポイントは持ち越され、その最終的な合計ポイントで最終順位が決定されます。
 また、その国別のポイントで2か国以上が同点で並んだ場合は、選手が獲得した得点を合算して順位を決定します。


 そんなフィギュア団体戦。まず行われた男子SPとペアSPの結果を駆け足ですが書いていきたいと思います。


Olympic Winter Games 2018 この大会の詳しい結果、各選手の採点表が見られます。

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 男子ショートの1位に立ったのは日本の宇野昌磨選手です!

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 まずは得点源の4フリップから、しかしこれは着氷で手をつき大きく減点されます。スピンとステップシークエンスを挟んで後半、フリー最初は今季鬼門となっている4トゥループ+3トゥループ、しっかり両ジャンプとも着氷し1点以上の加点を獲得。さらに得意の3アクセルでは2点以上の加点を得る出来栄えで跳び切り、演技を締めくくる2つのスピンもレベル4を揃え、演技後の宇野選手は思わず笑みをこぼしました。得点は自己ベストに約1点と迫る103.25点で圧巻の1位となりました。
 10人中最終滑走となった宇野選手。その前に滑った選手たちが次々と大失敗を連発し、宇野選手は大丈夫だろうかと心配もしましたが、全くの杞憂でしたね。演技前も演技後もいつもどおりの淡々とした様子で、今自分がやるべきことをやっただけという冷静さを感じました。そうは言ってもここ最近はショートで転倒したり4+3が4+2になったりとミスが多かったので、久しぶりに全てのジャンプが予定どおりに入ったなという印象ですね。
 演技後のインタビューでは「特別な緊張感はない」「全日本選手権の方が緊張した」とオリンピックに対しての特別な意識を感じさせない発言もあった一方で、前の選手たちの演技をバックヤードで見ていてその影響はあったとも話しました。ただ、「朝早いからかな」「自分も失敗するのかな」などと思いながら演技に臨んだとのことで、不安がゼロというわけではなかったものの、ほかの選手の演技を冷静に受け止められるだけの余裕も持っていたようで、頼もしいとともにどこまでこの人はマイペースなんだろうと改めて驚かされました。
 4年前のソチ五輪で羽生選手がまず団体戦のショートで勢いをつけて個人戦に繋げたというのを思い起こさせるような展開でもあり、個人戦でもこの調子をキープしてさらに上げて、満足のいく演技をしてほしいなと思います。


 2位となったのはイスラエルのベテラン、アレクセイ・ビチェンコ選手です。

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 冒頭は3アクセル、これを完璧に下りて1.86点の加点を獲得。次いで4トゥループもクリーンで加点1.43を得ます。後半の3+3も難なく決め、スピンでは取りこぼす場面もありましたが、終盤のステップシークエンスではアップテンポなリズムに合わせて軽快な滑りで観客を沸かせ、フィニッシュしたビチェンコ選手は破顔しました。得点はパーソナルベストの88.49点で2位と好位置につけました。
 今シーズンはコンスタントに成績を残し安定感を示しているビチェンコ選手。緊張感漂う五輪の舞台でもいつもどおりの伸びやかさで、演技をしながら五輪の空気感を味わっているような余裕さえ伝わってきましたね。イスラエルは団体戦においてはメダル獲得というのは厳しいポジションなので、ビチェンコ選手も個人戦前の肩慣らしの場としてうまく団体戦を利用しているという印象も受けますし、しっかりと自分自身に集中できているというのは経験豊かなベテランならではかもしれませんね。
 個人戦でもぜひビチェンコ選手らしい元気の良い滑りで会場を盛り上げてほしいと思います。


 3位はソチ五輪銀メダリスト、カナダのパトリック・チャン選手です。

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 まずは得点源の4トゥループ+3トゥループでしたが、ファーストジャンプで転倒してしまいコンビネーションにはならず。続いて3ルッツは空中で軸が曲がり、何とか2トゥループをつけてコンビネーションにします。後半の苦手の3アクセルはこちらも軸が傾き転倒。ステップシークエンスでは相変わらずの世界一のスケーティングで音楽との調和を見せましたが、ジャンプミスが響き81.66点の3位と伸び切りませんでした。
 今季はジャンプに苦戦し11月のNHK杯を辞退、五輪選考会のカナダ選手権に向けて調整を優先したチャン選手。そのカナダ選手権でも4トゥループや3アクセルのミスが散見され、そこからどれだけ調子を取り戻しているかが注目されましたが、まだ完全復調とまでは行っていないのかなという感じですね。3アクセルの成功率が低い分、4トゥループや3ルッツは確実に決めたいところでしたが、全体的にジャンプが傾いてしまいました。個人戦に向けては不安が残りますが、チャン選手は団体戦に関してもショートもフリーも出たいと強い意欲を示しているようで、実際にフリーにチャン選手とキーガン・メッシング選手のどちらが出るのかは不明ですが、チャン選手にとっては4年前と違って個人戦の表彰台が厳しい状況の中で、より団体戦にも力を注ぎたいという気持ちもあるのかなと想像しますし、単なる推測ですがそうした感情も理解できるような気がします。
 次の演技が団体戦のフリーになるのか、個人戦のショートになるのかはわかりませんが、彼にとって最後の五輪になる可能性が高いですから、悔いのない滑りをしてほしいですね。


 4位はGPファイナル2017王者、アメリカのネイサン・チェン選手です。

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 冒頭は最高難度の4ルッツではなく4フリップからの3トゥループを組み込みましたが、4フリップの着氷で体勢を崩しセカンドジャンプは2トゥループに抑えます。2つのスピンを挟んで後半、得意の4トゥループでしたがパンクして2回転となり、規定違反で無得点に。さらに鬼門の3アクセルは転倒。スピン、ステップシークエンスは全てレベル4とさすがの実力を見せつけましたが、全てのジャンプでミスを犯し、演技を終えたチェン選手は呆然とした表情を浮かべました。得点は80.61点で4位にとどまりました。
 今シーズン出場した試合で全勝しているチェン選手でしたが、まさかの演技でしたね。4フリップからの連続ジャンプのミスは許容範囲内としても、4トゥループでパンクするという姿は今季皆無だったので驚きました。その動揺が残る中での3アクセルも転倒と、最後まで彼らしさはなかったですね。これが五輪の魔物というものなのか、フィギュアの大会とは違う独特の雰囲気に飲まれてしまったのか、氷との相性が悪かったのか、いろいろ理由は考えられますが、これが個人戦でなくて良かったととらえることもできます。団体戦のフリーに出場するのかしないのかはまだわかりませんが、次は今回のミスは忘れて、いつもどおりのチェン選手らしさを取り戻してほしいですね。


 5位はイタリアの新星、マッテオ・リッツォ選手です。

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 冒頭の3アクセルは着氷が乱れて減点。しかし直後の3+3はクリーンに跳び切って加点1を得ます。後半の3ルッツも問題なくクリアし、スピン、ステップシークエンスは全てレベル4と丁寧にエレメンツをこなし、フィニッシュしたリッツォ選手は満面に笑みを浮かべました。得点は自己ベストに約1点と迫る77.77点で5位と好発進しました。
 今シーズン前半はシニアのB級国際大会に出場しながら、ジュニアGPにも出場し母国開催のイタリア大会では初優勝するなど二足のわらじで活躍しているリッツォ選手。初めての五輪で緊張感はあったでしょうが、滑るごとにのびやかさが増していくような演技で素晴らしかったですね。コーチは父のヴァルテル・リッツォさんですが、すぐ隣りにお父さんがいてくれるというのは心強いでしょうし、特にスピン、ステップ全部レベル4というのは勢いだけではなく、落ち着いていないとできないことだと思いますから、全体的に高揚する気持ちとともに落ち着きもあったのかなと想像します。
 イタリアが団体戦フリーに進出できればリッツォ選手も再び演技することになりますから、ぜひ頑張ってほしいですね。


 6位は韓国の新星、チャ・ジュンファン選手。4回転は外した構成で、冒頭の3+3を確実に下りると、3アクセルもきっちり成功。後半の3ルッツも決め、ステップシークエンスはレベル2どまりだったものの、スピンはレベル4を揃え、致命的なミスなく演技を終え地元の観衆の喝采を浴びました。得点はシーズンベストの77.70点で6位と上位に迫りました。
 7位は中国の実力者、閻涵(ヤン・ハン)選手。冒頭は代名詞の3アクセルでしたが、回転不足となった上に転倒。さらに4トゥループも転倒と大きなミスが相次ぎます。後半の3+3は何とかまとめ、ステップシークエンス、スピンは全てレベル4とさすがの質の高さも発揮しましたが、77.10点で8位にとどまりました。
 8位はOARのミハイル・コリヤダ選手です。冒頭は大技4ルッツ、回転は充分でしたが着氷でこらえきれず転倒します。続いて4トゥループも転倒しコンビネーションにできず。さらに後半の得意の3アクセルも力んだのかパンクして1アクセルとなり、規定違反で無得点に。精彩を欠いた内容で74.36点の8位に沈みました。
 9位はドイツのパウル・フェンツ選手。序盤に得点源のジャンプを固めますが、4トゥループ、3アクセルともに転倒。後半の3+3も乱れ、スピンでもわずかな減点が重なり、66.32点で9位となりました。
 10位はフランスのシャフィク・ベセギエ選手です。冒頭に4トゥループ+3トゥループを組み込みましたが、3+2となり大幅な失点に。直後の3アクセルも回転が抜けて2回転になります。後半の3ルッツはクリーンに下りましたが、全体的にミス、取りこぼしの多い演技となり、61.06点で10位でした。



 団体戦男子ショートの結果は以上です。全体を通して転倒が非常に多く、まだ会場の雰囲気や氷になじめていない選手が多いのかなと感じましたが、その中で自分のペースを保っていた宇野選手は見事でしたね。一方、チャン選手やチェン選手、コリヤダ選手は個人戦に向けてどこまで立て直せるか、この団体戦の経験を個人戦にどう活かしていくか注目したいと思います。




 ここからはペアです。
 トップに立ったのは欧州王者、OARのエフゲニア・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ組です。冒頭の3ツイストを鋭い回転とクリーンなキャッチで決めると、続くサイドバイサイドの3トゥループは二人のタイミングもピタリと合わせて成功。さらにスロー3ループも下り、残りのエレメンツも全てレベル4と完璧な演技に、フィニッシュではモロゾフ選手が力強く拳を握り締めるシーンも。自己ベストを0.1点更新して堂々の1位となりました。
 さすがの欧州王者の演技でしたね。先月の欧州選手権ではこのショートで出遅れてしまったわけですが、その反省と教訓を活かしてしっかり調整してきたことが感じられました。また、ロシア代表としてではなくOARとしての出場ということで複雑な想いもあるでしょうが、氷の上ではそういった雑念はなく、演技にのみ集中してコントロールし切れていたように思います。団体戦フリーに出場するか否かは不明ですが、まずは個人戦でのメダルに向けて良い感覚をつかめたのではないでしょうか。

 2位は元世界チャンピオン、カナダのメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード組です。冒頭の3ツイストはレベル2にとどまりましたが、難度の高いソロジャンプの3ルッツを最小限のミスに抑え、スロー3ルッツは完璧に成功。その後のエレメンツでは軒並みレベル4を揃え、76.57点で2位につけました。
 ちょっとしたミスはありましたが、よくまとまった好演技でしたね。今季序盤はソロジャンプの3ルッツで大きなミスを犯すことも多かったですが、シーズンが進むにつれて改善されてきたように思います。個人戦のメダルにも繋がる内容と言えますね。

 3位は世界選手権2017銀メダリスト、ドイツのアリオナ・サフチェンコ&ブリュノ・マッソ組です。冒頭の3ツイストを抜群の高さで決め2.1点という極めて高い加点を得ると、次いでソロジャンプの3サルコウも確実に着氷。しかしスロー3フリップでは転倒。その後は目立ったミスなく質の高いエレメンツを揃えましたが、転倒が響き75.36点で3位となりました。
 全体的には非常に体もよく動いてキレの良い技が続いただけに、スロージャンプの転倒だけがもったいなかったですね。ドイツが団体戦フリーに進めるかどうかは微妙なところですが、このミスを個人戦でどう修正してくるかに注目ですね。

 4位はアメリカのアレクサ・シメカ=クニーリム&クリス・クニーリム組。冒頭の3ツイストをクリーンに成功させ1.6点の加点を獲得。その後もサイドバイサイドの3サルコウ、スロー3フリップ、ステップシークエンスと息の合った演技を披露しましたが、終盤のリフトのエンディングで若干バランスを崩すミスがあり減点。しかしシーズンベストで4位と好位置につけました。
 第2グループの1番滑走と比較的早い時間での登場となったシメカ=クニーリム&クニーリム組ですが、全米王者らしい風格のある演技で世界選手権で入賞経験もある実力を示しましたね。やはり夫婦ペアらしいユニゾンというのも感じられて、団体戦フリーも期待できそうですね。

 5位は中国の于小雨(ユー・シャオユー)&張昊(ジャン・ハオ)組。まずはサイドバイサイドの3トゥループからでしたが、女性の于選手が2トゥループになってしまい大きな失点に。その後はクリーンなエレメンツを揃え本領を発揮しましたが、ジャンプミスが影響して69.17点で5位にとどまりました。
 団体戦フリー進出に向けて、中国チームとしては最も力のあるペアでより多くのポイントを稼ぎたいところだったと思うのですが、その想定からは少し外れてしまったかなと思います。于選手にとっては初めてのオリンピックというところで、また、若干ソロジャンプを苦手にしている感もあるので、ウィークポイントが如実に表れてしまったかもしれません。大ベテランの張選手がいかに于選手を導いて立て直していくのか、注目点ですね。

 6位はフランスのヴァネッサ・ジェームズ&モルガン・シプレ組です。こちらも演技序盤のサイドバイサイドの3サルコウが2回転になるミスがあり大きなロスに。そのほかはミスらしいミスなく滑り切りましたが、得点は伸び切らず6位でした。
 7位はイタリアのニコル・デラ・モニカ&マッテオ・グアリーゼ組。3ツイストがレベル2、スロージャンプで着氷ミスがあり、自己ベストには約3点及ばず7位となりました。

 そして日本の須崎海羽&木原龍一組は8位と健闘しました。

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 冒頭は代名詞となっているサイドバイサイドの3ルッツ、木原選手がこらえた着氷になりましたが、最小限のミスにとどめます。続く3ツイストはキャッチが抱える形になりレベル1に加え減点。しかし、その後は全てのエレメンツをクリーンにこなし、これまでの自己ベストを7点近く更新し8位に入りました。
 緊張する五輪の舞台でパーソナルベストという見事な活躍でしたね。木原選手は滅多にミスすることのない3ルッツで着氷が乱れたということで悔しがっていましたが、そこで耐えたことも含めて、よく粘り、そして丁寧に演じ切ったと思います。思えば4年前のソチ五輪でも木原選手は高橋成美選手と組んで団体戦に出場し同じくショート8位となっていて、本番で強いなーと感じます。4年前はペアに転向してから約1年で、経験豊富な高橋選手にリードされる形だったと思いますが、今は若い須崎選手を木原選手がしっかりリードしていて、4年という年月の経過を感じるとともに、成長を実感して感慨深くなりました。ぜひ団体戦フリーもこの調子で頑張ってほしいですね。

 9位はイスラエルのペイジ・コナーズ&エフゲニー・クラスノポルスキー組です。演技序盤から安定して大きなミスなく要素をこなし、流れに乗った演技を披露しますが、終盤のステップシークエンスで女性のコナーズ選手が氷にスケート靴のエッジが引っかかった形で転倒。それでもアクシデント的な転倒を引きずらず、最後まで笑顔で滑り切り9位となりました。
 10位は韓国のキム・ギュウン&アレックス・カン・チャン・カム組。2ツイストは無難にまとめ、その後も大崩れすることなくエレメンツをこなしましたが、細々とした減点が多く自己ベストには及びませんでした。



 フィギュア競技の先陣を切って行われた団体戦男子ショートとペアショート。それぞれで各国が獲得したポイントを合わせて、初日の順位はこうなりました。


1位:カナダ 17ポイント
2位:アメリカ 14ポイント
3位:日本 13ポイント
4位:OAR 13ポイント
5位:イスラエル 11ポイント
6位:中国 10ポイント
7位:イタリア 10ポイント
8位:ドイツ 10ポイント
9位:韓国 6ポイント
10位:フランス 6ポイント



 カナダ、アメリカは男子、ペアともにコンスタントにポイントを稼いで上々のスタートを切りました。そして日本は何といっても宇野選手が獲得した10ポイントが効いて3位と好発進。前回のソチ五輪では初日4位だったことを考えても、メダルの希望が少し広がったかなと思います。一方、優勝候補のOARは男子での出遅れが響いて4位にとどまりましたが、ペアで1位となったことによってしっかりリカバリーしていて、さすがフィギュア大国の層の厚さを感じさせます。
 このあと団体戦は11日にアイスダンスSD、女子SP、ペアフリーが行われます。日本はアイスダンスに村元哉中&クリス・リード組が、女子にエースの宮原知子選手が登場。フリーに進めれば、ペアはもちろん須崎&木原組が再び登場です。まだまだ予断を許さない状況ですが、初日の良い流れを繋いで、表彰台を狙えるポジションをキープしてほしいと思います。では。


:記事冒頭の日本チームの画像、ビチェンコ選手の画像、チェン選手の画像、リッツォ選手の画像は、マルチメディアサイト「Zimbio」から、宇野選手の画像、須崎&木原組の画像は、マルチメディアサイト「Newscom」から、チャン選手の画像は、スポーツ情報サイト「スポーツナビ」の平昌五輪特集ページから引用させていただきました。

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by hitsujigusa | 2018-02-11 02:29 | フィギュアスケート(大会関連) | Trackback | Comments(0)